マリー ギャラリーは、正式オープンの第九弾として、古川清の個展を開催いたします。
古川清は、素材の特性や特徴を生かした彫刻作品を作り上げる。彼にとって、従来のいわゆる彫刻は、
木や石の素材を単純な塊と認識し、それらを作り手主導のもとに構築されたものに見えた。
そこで、彼は自然界にある素材そのものを尊重し、素材の魅力を引き出すような作品を素材と共に表現する。
古川の彫刻は、鉄やステンレスなどのとても柔軟な素材によって植物が繰り返し行う生命循環を表す。
彼の作品に対峙したとき、永遠に続く時間とどこまでも広がっていく空間を漠然と感じさせる。
本展覧会では、直径190.7mmの鉄の丸パイプと厚さ6mmの鉄板が計12個のさまざまな形となり、
1つの球根から子々孫々と繋がっていく姿を表現する。展示空間の中へ向かう球根は、
分球し自分の力で増え続ける。外へ出て行く球根は、生命が新たな空間に向けて広がることを思わせる。
より詳細な情報は古川清の公式ホームページにてご確認ください。
または、弊社までメールにてお問い合わせください。
http://furukawakiyoshi.art758.com/
info@mariegallery.com
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げます。