マリー ギャラリーは、正式オープンの第十弾として、井上雅夫の個展を開催いたします。
井上雅夫は、記憶のなかの心地良い空間と身近にある空間の繋がりを絵画のなかに表現する。
彼の描く空間は室内から始まり、窓から次の空間、そして空や海へ繋がる。
そしてこの絵画自体が窓となり、実空間に立つ受け手を絵画のなかへと導く。
彼の絵画のなかにはいくつもの空間が存在する。
ひとつひとつの空間は壁によって仕切られるのではなく、塗り残された色が空間同士の境になる。
その境はとても曖昧に見えるが、曖昧さを感じることによって現実を認識することができる。
また、井上の作品のなかには常に光がある。行灯から漏れるような光、燦々と輝くような光など
さまざまな光が各空間の中を照らし、空間と光の関係が幻想的な世界を作り上げる。
この世界は受け手の心の空間と繋がり、記憶のなかにある風景や望むような別世界へも
繋がることができる。
本展は彼の創作の集大成となり、井上曰く「ベスト盤」としてご覧いただきます。
より詳細な情報は
井上雅夫の公式ホームページにてご確認ください。
または、弊社までメールにてお問い合わせください。
info@mariegallery.com
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げます。