マリー ギャラリーは、松山広視の個展を開催いたします。
松山広視は、絵画における地と図の関係を追究し、制作の一環したテーマとしている。
当初は色と形態を重要とした平面的な作品を制作し続け、次にイメージを立体的にする作品を
発表した。どの作品も、自身の直感を重要とした絵画の画面構成をとり、
地と図の均衡を心がけることによって視点が隅々まで動くようにした。
そのなかで鑑賞者の視線を松山が誘導するような空間作りとなっていた。
本展覧会は地と図の関係において、松山自身の直感に頼った部分を最小にすることで
それらの関係を定量的なものし、絵画のなかにある距離感を表現する。
そして現れる距離に残される意味を解明していく。
展示空間全体を地として制作するインスタレーションは、壁を含めた三次元を
地として使用し、二次元から三次元が直線でつながる作品となる。
また新シリーズとなる小品は、地となる支持体を全て木製パネルとしている。
それぞれのパネルは目線に合わせて展示すると想定し、その上で中心となる箇所に図を描くことを徹底している。
より詳細な情報は
松山広視の公式ホームページにてご確認ください。
または、弊社までメールにてお問い合わせください。
info@mariegallery.com
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げます。