マリー ギャラリーは、松山 広視(まつやま ひろし)の個展を開催いたします。
地と図の関係は、にわとりと卵の問題と似ている。地と図は、作品上の何を主として認識するかで変化する。注視されたものとその周りとで新たな関係が作られる。
松山のこれまでの作品では、図となるものには描く際の筆跡を出し、色の混ざり具合や偶然にできる形を重視していた。しかし今回の展示では、一枚のキャンバスを地としてその上に図を描くことで、その関係性を明確に抽出した。自分の痕跡を極力消して制作することにより、地と図をより単純化させている。
本展は、大小のキャンバス16点で構成される。そのなかには、キャンバスの中に図が2つ以上配置されている作品もある。そして、展覧会場を地とみれば、キャンバス自体もまた図ともなり得る。
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